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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/10/19のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドDMI(Directional Movement Index)を表示しています。

今週のドル/円は、前週の上昇の反動で週初に反落した(A)後、膠着感を強めています。
欧州懸念が続くなか、ドルと円はその他主要通貨に対して上下するものの同方向への動きとなり、その結果としてドル/円は動きが出ない状況となっています。

ボリンジャーバンドを見ると、ロアーバンドが下値抵抗として機能しており(B)、アッパーバンドが上値抵抗となっています(C)
上下ともにバンドの拡大を伴った突破はみられず、強い収束が観察できます。
これは、次の相場変動へのエネルギーを溜めている局面と考えられ、どこでバンドを大きく突破するかが注目されます。

もっとも、この奇妙な膠着は欧州危機後のドル/円相場が需給の均衡とは考えにくいなか起こっていることから、通常のバンドウォークが起こることが期待しにくく、しばらく膠着を続ける可能性もあるようにも思えます。

DMIを見るとADXが極めて低水準まで落ち込んでおり、トレンドレスであることを確認するものとなっています(D)

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