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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/6/20のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、エンベローブ(25SMA±0.2%・0.5%)、DMI(Directional Movement Index)を表示しています。

昨日は、先週末にドルが下落した反動や80円以下でのドル買い意欲の強さなどから、ややドルが値を戻す展開となりました。
ただし、戻りの勢いは鈍く、80円前半での小動きが続いています。

先週末のドルの下落では0.5%乖離のエンベロープのローラインで下値を止められていました(A)
昨日は、そこからじりじりと値を戻しましたが、一時的に下押しする局面があり、下値は0.2%乖離のエンベロープのローラインまでとなっています(B)
その後の上昇でも上値は0.2%乖離のエンベロープのハイラインで止められており、現状は0.2%乖離のエンベロープで上下を規定されていることが分かります。
通常、動きが少ない時でもドル/円は、0.3%乖離で動くことが多く、現在の動きが非常に鈍いことが分かります。

DMIを見ても、ADXが下落を続けており、極めて低水準まで落ち込んでいます(D)
このことも、現在の相場の方向感がなく、小動きを続けていることを裏付けています。

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