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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/4/4のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、エンベローブ(25SMA±0.3%、1.5%)、RSIを表示しています。

昨日は、先週末のドル上昇の流れを受けて高値圏で始まったものの、その後は方向性が乏しい動きにくいマーケットとなりました。

エンベロープを見ると、先週末のドルの上昇が非常に力強いものだったことが確認できます。
先週末はエンベロープの+1.5%まで高値が到達していることが注目されます(A)
ドル/円は1時間足では通常25SMA±0.5%以内で動くことが多く、レンジ相場になると±0.3%以内という状況もよく見受けられます。
それが+1.5%の乖離まで付けていることは、相場の上昇エネルギーが大きかったことを示していると言えるでしょう。

RSIを見ても、70%水準での動きとなっており、ドル買いの強さを感じるものとなっていることと整合します(B)

その後、昨日は再びエンベロープの25SMA±0.3%以内の動きに戻っています。
-0.3%が下値抵抗として作用しており、目先このレンジ内での動きを続けそうです(C)

RSIも50%水準まで下がっており、方向性をなくしていることが分かります(D)
ただし、RSIを見ると下落基調に転換したとは言えない状況であり、ドルの上昇ステージが終わったと判断するには早すぎると言えそうです。

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