TOP » テクニカルで検証する昨日の相場 » 2011/4/5のドル円相場の考察

テクニカルで検証する昨日の相場

2011/4/5のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


[拡大画像はこちら]
チャートは、ドル/円の1時間足、パラボリック(Parabolic)DMI(Directional Movement Index)を表示しています。

昨日は、円安基調が一段とはっきりとした相場となりました。
米国・欧州ではインフレ懸念が高まっていることによるゼロ金利からの出口戦略、利上げといった動きが加速してきている一方で、日本は地震によるさらなる金融緩和が意識されていることから金利差の拡大期待が高まり、円売りの流れが明確に出てきていると考えられます。

テクニカルには、昨日のNY市場で円安が進んでいますが、アジア市場から一貫して円安基調が続いていたことが分かります。
パラボリックを見ると、一昨日の海外市場で買い転換して以降、反転することなく買いサインが継続していることが分かります。
NYの引けにかけて一気に85円を突破したことで、短期的な達成感があり、調整の可能性もありますが、パラボリックが反転するのかどうかを見極めたいところです。

DMIを見ても、ADXが一貫して右肩上がりとなっていることからドル上昇のトレンドが形成されていることが確認できます。
どのタイミングでADXが反落してくるのかに要注目といえそうです。

提供: FXトレーディングシステムズ
☆ボリンジャーバンドとDMIなら、使いやすい各種チャートが充実のFXブロードネット
@FX編集局からのオリジナルレポートも配信中 ⇒ココから

ページトップ