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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/4/1のドル円相場の考察

先週のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表Williams %Rを表示しています。

先週は、一貫してドルが上昇し上値抵抗を抜けてドル買い相場が鮮明となりました。
介入した日の安値を起点としたサポートラインSに支えられて上昇を続けていることが確認できます。

一目均衡表の先行スパンの雲をしっかりと上抜けし、急落前の高値まで値を戻しています(A)
介入効果がじわじわと効いてきている印象を受けます。
介入額は大きなものではなかったものの、協調介入の効果の高さがはっきりとしたものといえるでしょう。

遅行スパンもローソク足をしっかりと上抜けしました。
上抜け後も、ローソク足との逆行パターンとなり上昇力を強めています(B)
今週一週間は、緩やかな上への力がかかる週であり、ドルの下値不安は少ないものと思われます。

ただし、先週末の雇用統計では、上ヒゲが長く残る形となっており、やや天井感が見られると言えそうです(C)

また、Williams%Rを見ると、ゼロ水準に張り付いており、やや買われ過ぎの状況にあると言えます(D)

一段の上昇前の、下押しには注意が必要かもしれません。

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