2011/3/30のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、DMI(Directional Movement Index)を表示しています。 |
昨日は、ボリンジャーバンドで典型的なバンドウォークが観察できました。
テクニカルが明確に機能したといえ、相場がパニックを乗り越え冷静さを取り戻してきていることが窺われます。
昨日は、アジア時間から欧州時間前半にかけてドル/円は81.70円を中心とした極めて狭いレンジでの動きとなりました。
この結果ボリンジャーバンドは収縮を続け、エネルギーを大きく溜めたと考えられます(A)。
その後、ロンドンが本格参入する時間になると全般的にドルが買い戻される流れとなりました。
ドル/円もじりじりと値を上げ81.80円水準の上値抵抗を抜けると、ボリンジャーバンドは拡大に転じてバンドウォークが確認されました。
この流れで82円台に乗せるとドル買いは一段と強まる動きとなっています(B)。
ただし、この上昇もほぼ4~5時間ほどでエネルギーを使い切り、ロアーバンドの反転を迎えています。
ここが利食いのタイミングであり、バンドウォークによるトレードが機能していることが確認できます(C)。
DMIを見るとバンドウォークに伴ってADXが上昇を続け、トレンドが発生していることが確認できます(D)。
提供: FXトレーディングシステムズ
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