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テクニカルで検証する昨日の相場

2010/07/26のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間平均足、エンベロープ(21時間SAM±0.5%)、williams%Rを表示しています。

週明けのドル/円は、週末に発表された欧州金融機関のストレステストの結果を好感して底堅い動きが続きました。
サポートラインSに支えられ、一貫してドルが上昇する展開となっています。
ただし、上値は21時間SAMプラス0.5%のエンベロープに抑えられる動きとなっていました(A・B・C)

欧州時間に入ると、一転して市場の関心が欧州から米国の景気先行きに移り始め、主要通貨に対するドル売りの流れが強まり、また堅調な取引開始となった欧州株式市場が下落に転じると、米国株式先物も下落する展開となり、その結果ドル/円は下落する動きを強めることとなりました。
サポートラインSを下抜けると、ドル下落が加速する展開となっています。

このドルの下落は、高値圏に張り付いていたwilliams%Rがネックラインを切って下落していることでもその動きが確認できます(D)

NY時間に入ると米新規住宅販売が堅調だったこともあり米国株が底堅く推移し、ドルは下げ止まり反発に転じています。
ドル/円の下値も21時間SAMマイナス0.5%のエンベロープで跳ね返されており、直近の相場がこのエンベロープ内で動いていることが観察できます(E)

【テクニカル一口解説】

1. サポートライン・レジスタンスライン
相場の動きには、必ずどこかで上値抵抗(レジスタンス)や下値抵抗(サポート)といった抵抗帯が形成されます。
トレンドがあるときはトレンドラインが抵抗帯として機能しますし、過去の高値や安値も抵抗帯として意識される場合があります。
抵抗帯の多くは、投資家に注目される価格帯といえ、この抵抗帯を抜けると相場が加速しやすい傾向にあります。

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