TOP » テクニカルで検証する昨日の相場 » 2010/06/02のドル円相場の考察

テクニカルで検証する昨日の相場

2010/06/02のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


[拡大画像はこちら]
チャートは、ドル/円の1時間平均足、パラボリックMACDを表示しています。

昨日は、東京午前に鳩山首相辞任のニュースが伝わりました。
政治空白を嫌気した円売りが強まり、ドル/円は上値抵抗であった91円半ばを上抜ける動きとなりました(A)

このドル上昇でパラボリックも買い転換し、その後一貫して買いシグナルを続けています。
また、サポートラインSも上昇トレンドを支持し続けていることが確認できます。

海外市場に入っても、米国株式が堅調な動きとなったことからリスク回避行動の後退からドル/円は上昇を続け92円台を回復しています。

MACDを見ると、東京午前に売り転換に失敗して以降、一貫して買いシグナルが続いていることが確認できます(B)

【テクニカル一口解説】

1. MACD
MACDとは「Moving Average Convergence/Divergence Trading Method」の略で、直訳すると「移動平均・収束拡散トレード法」となり、移動平均を発展させより精度の高い分析をするために1979年にジェラルド・アペルによって開発された比較的新しいテクニカル分析です。
MACDはその移動平均であるシグナルと共に使い、MACDがシグナルを下から上に抜いた時に買い、上から下に抜いたときが売りとなります。

提供: FXトレーディングシステムズ
☆ボリンジャーバンドとDMIなら、使いやすい各種チャートが充実のFXブロードネット
@FX編集局からのオリジナルレポートも配信中 ⇒ココから

ページトップ