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テクニカルで検証する昨日の相場

2019/10/2のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/09/30)(PDF)

●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、東京時間では
前日にドルが急落した流れは続かず下げ止まったものの、
大きな切り返しには至らず108円台の回復もありませんでした。

東京午後になると再びドルの上値が重くなり、
じりじりと切り下がる動きとなりました。

東京朝方にMACDが買い転換したものの、
午後のドル下落ですぐに再転換し、朝方の転換が騙しとなっており、
その後のドル一段安を示唆する形となっていました。

ドルの下落は欧州時間に入っても続き、
一貫してドル売りが優勢となる動きでした。

NY時間に入るとADP全米雇用リポートで、非農業部門雇用者数が
前月比13万5000人の増加と前月の15万7000人増から伸び悩んだことを受け、
米景気の先行き懸念が一段と強まり、
米連邦公開市場委員会(FOMC)の追加利下げ観測が高まったことで
ドルが下落しました。

この下落でボリンジャーバンドを下抜き、
バンドウォークを形成しながら107円05銭の安値を付けました。

ADP全米雇用リポートが悪化したことで、
週末の米雇用統計への警戒感も強まっており、
短期的にはドルの上値の重い動きが続きそうです。

※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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