2019/9/23のドル円相場の考察
昨日(9月23日)のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/09/09)(PDF)
●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、東京時間は日本が休日ということもあり、
107円後半で小動きが続きました。
しかし、欧州時間に入ると9月のドイツの製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が
10年3カ月ぶりの低さとなったことで、欧州の景気後退懸念が強まり
リスクオフの流れから円買いが優勢となり、
一時107円35銭まで円高が進行しました。
NY時間に入ると、安く始まったダウ平均が持ち直したこと、
一時は1.66%台まで低下した米10年債利回りが1.73%台まで上昇したことなどを受けて
ドルは下げ渋り107円半ばでNYを引けています。
テクニカルで見ると、欧州時間のドル下落でボリンジャーバンドを下回ったものの、
一過性の動きにとどまっており、RSIも底打ちしさらなる下値追いは難しいように見えます。
もっとも、ドルを買い上げる材料にも乏しく、
本日も107円台での揉み合いが続く可能性が高そうです。
※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンド、RSI、MACDを表示しています。
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