2019/3/22のドル円相場の考察
先週末のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/03/18)(PDF)
●デイリーレポート
先週末(3月22日)のドル/円相場は、
東京朝方こそ本邦実需のドル買いで上値を伸ばしたものの111円台は回復できず、
その後は日本や中国の株価が前日比でマイナス圏に沈むのを眺めつつ、
伸び悩む動きとなりました。
欧州時間に入ると、ユーロ圏やドイツ、フランスの3月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が
軒並み市場予想を下回ったことで世界的な景気減速に対する警戒感が高まり、
円買いが優勢となりました。
さらにNY時間に入ると、3月の米購買担当者景気指数(PMI)速報値で
製造業指数が1年9カ月ぶりの水準に低下したことや、3カ月物と10年物の
米国債券利回りが逆転したことを材料にドル売りが加速、
一時109円74銭と2月11日以来、およそ1カ月ぶりの安値を付けました。
長短金利の逆転(逆イールド)は景気後退の前触れとして警戒されます。
その後も米国株が大幅に下落したことで、ドルは大きな回復はできず
109円90銭水準で週を越えています。
欧州時間からのドル下落局面では、ボリンジャーバンドの下抜けと
強いバンドウォークの動きが確認できます。
※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンド、RSI、MACDを表示しています。
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