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テクニカルで検証する昨日の相場

2018/5/11のドル円相場の考察

先週末のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2018/05/07)(PDF)

●デイリーレポート
5月11日のドル/円相場は、やや上値の重さを感じさせる
動きながら109円台での方向感のない動きが続きました。
仲値公示を挟んで109 円20銭まで下落したものの、
正午にかけて持ち直し109円半ばを回復しました。

その後、欧州からNY序盤にかけては、じり安の動きで、NY朝方の4月の
米輸入物価指数が予想を下回ったことを受けて一時109円15銭まで売られました。
しかし、その後発表された米5月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が
市場予想を上回ったことから底堅い米景気の伸びが意識され
109円30銭水準を回復してNYを引けています。

テクニカルで見ると、下方ボリンジャーバンドにタッチしに行くものの
下抜けはできずにバンドが下値抵抗となっています。
MACDを見てもマイナス圏内にあるものの、シグナルとの交錯が続いており、
上値が重いものの、一段の下値は期待しにくい形となっています。

現状では、5月2日の110円04銭と10日の110円02銭での
ダブルトップが意識される形となっており、この水準とネックラインとなる
108円半ばで、どちらに抜けるかが注目されます。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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