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テクニカルで検証する昨日の相場

2016/8/23のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2016/8/22)(PDF)

●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、今週末にイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を控えて
米早期利上げへの根強い思惑が相場を下支えしていると指摘されるものの、
戻りも限定的で、総じて方向感を欠く動きが続きました。

東京昼と欧州時間にドルがした押しする局面があったものの、
価格が切り下げながらもRSIは切りあがっており、
ドル下押しの力が強くはないことが示されていました。

しかし、上値も100円30銭水準からは戻り売りが見られ、100円台前半での小動きが続きました。

NY時間に入ると、FRBが公表した7月公定歩合議事録でほとんどの地区連銀が利上げを
主張したことが明らかになり、追加利上げに向けた動きがFRB内部で強まっている様子が
伺えるものの、ドルの戻りは鈍いものにとどまっています。

週末までは、現状の模様眺めムードが継続するものと見られ、
本日も100円台前半で上値の抑えられやすい展開となりそうです。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

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