2015/6/30のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、MACDを表示しています。
昨日のドル/円相場は、朝方からドルの上値が重く、じりじりと軟化する動きとなりました。
欧州時間に入ると122円を割り込み、一時121円92銭まで下落しました。
その後は、持ち直し122円半ばを回復しましたが、メルケル独首相が国民投票終了まで
ギリシャの提案を交渉しない方針を示したため、失効間際の救済策合意期待が後退し、
再度ドルは122円割れとなりました。
ただし、下値ではバーゲンハンティング的なドル買いも根強く、
NYの引けでは122円半ばを回復しています。
テクニカルで見ると、ボリンジャーバンドが収束しており、次の動きへの
エネルギーを蓄積中で、方向感のない形となっています。
ただし、122円割れ水準でダブルボトムの形状となっており、ネックラインの
122円半ばをクリアーに上抜ければ、目先の底打ちが確認できそうです。
また、MACDは交錯しながらも、やや買い優勢の形であり、ギリシャ問題が
新たな混乱を起こさなければ、ドルの持ち直しが期待できるかもそれません。
提供: FXトレーディングシステムズ
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