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テクニカルで検証する昨日の相場

2015/1/6のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。

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チャートは、ドル/円の1時間平均足、パラボリック(Parabolic)MACDを表示しています。

昨日のドル/円相場は、一貫して上値が重い展開が続きました。
一昨日からの流れを受け継ぎ、東京時間からじりじりと値を切り下げ、NY時間では一時約2週間ぶりとなる
安値の118円04銭まで下落しています。
原油相場が供給過剰感の強まる見通しで約5年半ぶり安値を更新、その影響が懸念される中、
安全通貨とされる円に買いが集まったことが背景にあります。
また、米11月製造業受注高や12月サービス業購買担当者景気指数(PMI )が軟調だったことも
ドル下落の要因となったとの指摘もあります。

テクニカルで見ても、NY午前に一時的な反発を見せたときに、パラボリックが買い転換した
局面もありましたが、貴重としては一貫して売りサインを出し続けていたことが確認できます。

また、平均足を見ても陰線が続いており、ドルが軟調だったことを裏付けています。

MACDパラボリックに反転と同様に、一時的に転換していますが、騙しに終わっており、
ドル売り基調が続いていたことがわかります。

日足を見ると、遅行スパンが陰転する兆しを見せており、大きな調整リスクが高まっているようにも見えます。
週末の米雇用統計の結果次第では、大きな波乱の可能性もあり、注意が必要かもしれません。

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