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テクニカルで検証する昨日の相場

2012/3/22のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。

チャートは、ドル/円の1時間平均足、パラボリック(Parabolic)RSIを表示しています。

昨日のドル/円は、日本の2月の貿易収支が5ヶ月ぶりの黒字となった事を材料に円買戻しの動きとなりました。
1月の統計が1兆円超の過去最大の赤字とインパクトのある結果となったことで円売りが加速したことの反動を指摘する声もありました。

平均足を見るとほぼ一貫して陰線が続いており、ドル/円の下落基調が確認できます。
83円が支えられたことにより、東京午後に陽線が出現する局面もありましたが、83円を割り込むと再び陰線が連続する動きとなっています。
この局面ではパラボリックも売り転換していますが、平均足と同様にすぐに売り転換しており、ドル売り基調が続いていたことが分かります(A)

その後も、中国の景気減速懸念や欧米の株価が軟調だったことを受けてリスクオフの動きとなり、ドル/円は82円前半まで値を下げる展開となりました。

もっとも、ローソク足が安値を更新し続けているにもかかわらず、RSIは横這いとなっており、このダイバージェンスを見ると目先ドルの反発があるようにも見受けられます(B・B’)

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