2014/11/10のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
チャートは、ドル/円の1時間平均足、ボリンジャーバンド、MACDを表示しています。
昨日週明けのドル/円相場は、先週末のNY時間の流れを引き継ぎ、調整のドル売りが
先行する動きとなりました。
朝方から一貫して平均足が陰線を続けており、調整の流れを感じさせるものとなって、
一時114円を割り込む展開となりました。
しかし、ドルの下値では買い遅れた向きのドル買い意欲が強く、海外時間に入ると
反転上昇する動きとなりました。
東京時間20時にMACDは買い転換しており、同時に平均足も陽線へと変わっています。
その後もドルは値を戻す動きとなり、一時114円90銭まで上昇し、ほぼ高値圏でNYを引けています。
平均足も一貫して陽線を続けていることが確認できます。
ドル/円は、日銀の追加緩和以降急激に上昇しており、さらに東京休場の3日にも大きく上昇してしまい、
東京勢の買い遅れが指摘されています。
そのため、利食いのドル売りで若干調整しても下値での買い圧力は根強いものがあります。
12月決算の、ヘッジファンドの45日ルール期限である11月15日前後にかけて、短期的にドル/円は
もう一段下押しする可能性もあるものの、下げ幅は限定的といえるかもしれません。
提供: FXトレーディングシステムズ
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