2014/8/19のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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昨日のドル/円相場は、アジア時間は102円半ばで方向感のない動きが続きました。
日経平均も1日の値幅は今年最小となっており、各マーケットともに模様眺めムードの
強い動きが続いています。
NY時間に入ると、7月住宅着工件数が予想を上回ったほか、7月消費者物価指数も
予想に一致しインフレが適度に抑制されているとの見方から米連邦準備理事会(FRB )の
利上げが想定より早まるとの思惑が広がり、ドルが上昇する展開となりました。
この動きで、ドル/円はボリンジャーバンドを上抜け、バンドウォークを形成しながら
103円近辺まで上昇しました(A)。
もっとも、MACDを見ると、欧州時間には既に買い転換を示しており、NY時間のドル上昇を
先取りする動きが確認できます(B)。
7月末の高値103円水準が上値抵抗となっており、この水準をクリアーに抜けていけるかが
焦点となりそうです。
提供: FXトレーディングシステムズ
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