2014/8/18のドル円相場の考察
昨日のユーロ/ドル相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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週明けのユーロ/ドル相場は、アジア時間は上値が重いながらも1.33ドル後半での
方向感のない取引で始まりました。
欧州時間に入っても、新たな材料はなく小動きの展開でしたが、NY時間に入ると、
ロシア、ウクライナ、ドイツ、フランスの外相がベルリンで開いたウクライナ危機に対する
外相会議が難航したことや、「ロシアからウクライナ親ロシア派に装甲車や戦車が
送り込まれたほか、1200人の兵員がロシアから戦闘に加わった」、「親露派が民間人の
車列を攻撃し数十人が死亡」といった報道がながれ、これを嫌気したユーロ売り、
米国債券利回りの上昇に伴うドル買いが強まる動きとなりました。
この動きで、ボリンジャーバンドの下抜けとバンドウォークが発生し、ユーロ/ドルは
一時1.3353ドルの安値をつけました。
その後も強い戻りはなく、安値付近でNY時間を引けています。
もっとも、MACDを見ると昨日の朝方には売り転換しており、その後も売りサインを
出し続けています。
ユーロ/ドルへの売り圧力は続いており、8月に入ってから下値を支えてきた1.33ドル前半の
抵抗を維持できるかが焦点となりそうです。
提供: FXトレーディングシステムズ
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