2014/7/16のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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昨日のドル/円相場は、相変わらず方向感のない膠着した動きを続けながらも、ややドル優勢の
展開となりました。
イエレンFRB議長が証言において早期の利上げを示唆するとの思惑が、ドルを下支えしていたと
指摘されます。
もっとも、ドルの上値も限定的で、ドル/円のボラティリティ低下は顕著なものとなっています。
NY午前までは、一昨日に買い転換したパラボリックも売り転換することなく、ドルの底堅さを
裏付けています。
その後、予想を下振れた米国の6月鉱工業生産・設備稼働率を嫌ってドル買いが後退し、伸び悩む
動きとなりました。
ここでパラボリックも売り転換し、ドルの上昇が一服となっています。
もっとも、DMIでADXが低位に張り付き横ばいとなっていることからも、現状のドルに明確なトレンドはなく、
手がけにくい模様眺めの動きが続いているといえるでしょう。
提供: FXトレーディングシステムズ
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