2013/11/27のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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昨日のドル/円相場は、一貫してドルが上昇する展開となりました。
東京朝方の安値101円17銭から、ユーロ/円の投機的な買いにつられ所ジョン上昇しました。
海外市場で低下した米長期金利が反発に転じたことも、ドルの支援材料となりました。
海外市場に入るとNY朝方に発表された良好な米指標が量的緩和の早期縮小観測につながり、
円売り・ドル買い地合いが一段と強まる動きとなりました。
米労働省が発表した前週まで1週間の新規失業保険申請件数は前週比1万件減の31万6000件と、
33万件との市場予想を下回り、米ミシガン大学の11月の消費者景況感指数(確報値)は75.1と、
暫定値の72.0から上方修正されています。
また米民間有力調査会社コンファレンス・ボードの11月の景気先行指標総合指数は
前月比0.2%上昇となり、これも市場予想を上回りました。
さらにドイツのメルケル首相率いる中道右派のキリスト救民主・社会同盟と中道左派の社会民主党が
大連立政権の樹立で合意したことも市場の安心感を高め、円売り要因となったと指摘されます。
テクニカルで見ると、昨日は平均足の陽線が続き、極めて上昇力が強かったことが伺えます。
また、欧州時間以降バンドウォークが示現され、
緩やかながら長いバンドウォークとなっていることが確認できます。
同様に、MACDを見ても東京朝方の買い転換以降、
一貫して買いサインを続けておりドルの上昇を支援する形となっていることが変わります。
提供: FXトレーディングシステムズ
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