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テクニカルで検証する昨日の相場

2012/10/10のドル円相場の考察

昨日のユーロ/ドル相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ユーロ/ドルの1時間足、フィボナッチリトレースメントMACDを表示しています。

昨日のユーロ/ドルは、一貫してユーロが買い戻される流れとなりました。
MACDを見ると東京時間午前中に交錯の後に買いシグナルに転換しており、その後も一貫して買いサインが続いています(A)

もっとも、スペインの支援要請やギリシャに対する次回融資の実行をめぐる不透明感から、上値は重く、上昇スピードは緩やかなものでした。

また、戻りは一昨日の高値から昨日の安値への下落幅の50%戻しの水準である1.2910ドルレベルで止められています(B)

その後NY時間の終盤にS&Pがスペインの格付けを「BBBマイナス」へ2段階引き下げました。リセッション(景気後退)の深刻化により政策の選択肢が限られつつあることを理由に挙げています。
この発表を受けてユーロ売りが強まり、昨日の上昇幅をほぼ2時間で打ち消す動きとなっています
(C)

買いサインを続けていたMACDも売り転換しており、ユーロの軟調地合いは続きそうです(D)

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