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テクニカルで検証する昨日の相場

2012/10/11のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、パラボリック(Parabolic)MACDを表示しています。

昨日のアジア時間のドル/円は、手掛かり難で薄商いのなかドルの上値が徐々に重くなり、78円を割れる動きとなりました。
パラボリックは、昨日に陰転して以降一貫して売りサインを続けており、MACDも同様の動きとなっていました。

ただし、ドルの下値も堅く、欧州参入時間になると底打ちの動きとなり78円台を回復しました。
パラボリック。MACDともに陽転しており、ドルの底打ちを確認する動きとなっています。

その後、城島光力財務相が一段の円高による日本経済への影響に懸念を表明し、為替介入への警戒感が高まったことや米労働省が発表した新規失業保険申請件数が予想外に大きく減少したことを受けて、安全とみられる通貨を売る動きが広がり、円も幅広い通貨に対して売られる展開となりました。
ドル/円もこの流れで78円半ばの水準を回復しています。

もっとも、NY時間後半では、再びポジション調整の円買いの動きがみられ、ドル/円はやや押し戻されてNYを引けています。
パラボリックの転換はまだ起きていませんが、MACDは既に陰転しており、本日の東京市場もやや上値の重いスタートとなりそうです。

提供: FXトレーディングシステムズ
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