2012/2/21のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、DMI(Directional Movement Index)を表示しています。 |
昨日もドル/円は堅調な足取りを維持して、79円台後半での取引が続きました。
東京市場で見ると13日連続の上昇で、これは1980年以降で最長となるものです。
欧州問題の先行き懸念の後退や日銀の追加金融緩和などが背景にあると考えられます。
とはいえ、相場状況としては高値で足踏みと見ることも出来そうです。
テクニカルで見ると現状はレジスタンスラインRに抑えられており、80円が大きな壁となっていることが分かります。
この水準をクリアーに上抜けることが出来ると、一段の上昇余地が広がるため、この水準の攻防は要注目といえるでしょう。
ただし、下値もサポートラインSに支えられて切り上がってきていることは、ドル強気の大きな要因といえます。
下値の切り上がっている三角持合いは通常、上方向へ抜けるものとされており上抜けが期待されます。
もっとも、DMIを見るとADXが下降してきており、相場にトレンドがないことが確認できます(A)。
これは現在の79円後半での足踏み状況を確認するものといえそうです。
提供: FXトレーディングシステムズ
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