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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/5/24のドル円相場の考察

昨日のユーロ/ドル相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ユーロ/ドルの1時間足、MACDを表示しています。

昨日のユーロ/ドルは、月曜日の底打ち後にユーロが値を戻す流れをそのまま引き継ぎ1.41ドル台を回復しました。
一昨日に1.40ドルを割り込んで底値を付けてからの反発であり、自律調整の動きと考えられます。
MACDを見ても月曜日に陽転して以降は一貫してユーロ買いシグナルが続いていることが分かります(A)

現状は、サポートラインSに下値を支えられて上昇基調を維持しています。
ただし、先週末の高値からの下押しに対する38.2%戻しの水準で上値が重くなってきています(B)
この水準で上値を抑えられた場合は、再び反落リスクが高まります。
逆に、しっかりと上抜け出来れば50%戻しの1.4160ドル、61.8%戻しの1.42ドル水準が視野に入ってくることになります。

もっとも、現状では価格的に戻りが鈍いなか、MACDは既に先週末の高値を付けているときの水準近くまで戻ってしまっています(C)
また、今朝には陰転してしまいそうな形状となっており、目先ユーロの反落のリスクが高いようにも見えることには注意が必要でしょう。

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