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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/4/6のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、RSIを表示しています。

昨日は、ドル/円が半年ぶりに85円台を回復してきました。
金利差に着目した円独歩安が続いている結果といえそうです。
もちろん、協調介入によって過度の円高が阻止されるという安心感も、この流れの背景にあると言えます。

ただし、短期的には、やや上値が重くなってきているように見えます。
現在、85円半ばに上値抵抗が出来ています(A)
昨日から3度試して跳ね返されていますが、ここを上抜けるかが本日の焦点になりそうです。

また、ローソク足では上値が横這いとなっていますが、RSIを見ると上値が切り下がってきていること分かります(B・B’)
これは、ダイバージェンスの変形とも考えられ、その場合は反転のシグナルとなるため、注意が必要といえるでしょう。

ここのところサポートラインSに支えられて上昇してきているため、このラインが維持できるかどうかが、上昇トレンドが続くかどうかの見極めといえるでしょう。

目先は、ラインBとラインSで作られた持ち合いのどちらに抜けるのかで、次に動きが規定される可能性が高いでしょう。

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