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テクニカルで検証する昨日の相場

2010/06/10のドル円相場の考察

昨日のユーロ/ドル相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ユーロ/ドルの1時間足、パラボリックMACDを表示しています。

昨日は、朝方こそユーロは上値の重い展開でしたが、昼過ぎからユーロの買い戻しが強まる動きとなりました。

この上昇でパラボリックは陽転し(A)、MACDも買い転換を示しています(B)

その後、上海株式市場が軟調な推移となった事を受けて欧米の株式先物も軟調に推移したため、再びユーロの上値が重くなり持ち合い相場となりましたが、パラボリックは陰転することなく上昇トレンドを維持しました。

NY時間に行なわれたトリシェ総裁の会見では、特にサプライズな内容はなかったものの、ユーロに対して「とても信頼出来る通貨である」と発言した事が前向きに受け止められ、ユーロが再び上昇する展開となりました(C)

昨日は、一貫してユーロが底堅い足取りを続け1.21ドル台を回復しましたが、NYの引けの動きはやや天井圏を作る動きとなっていることは、パラボリック、MACDがともに陰転していることで確認できます(D)

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