2019/1/24のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/01/21)(PDF)
●デイリーレポート
1月24日のドル/円相場は、前日の海外市場で110円まで上昇したものの
その後急落した流れを受け、気迷い気分が広がる展開となりました。
東京時間では、昼前に109円44銭まで軟化した後、109円66銭まで反発しましたが
昨日は株価もさえない動きに終始したため、
ドル/円も前日のレンジ内での小幅な値動きが続きました。
欧州序盤にはドル買いが優勢となり109円80銭の高値を付けましたが、
NY時間に入ると、米国商務省のロス長官が中国との貿易交渉での合意には程遠いとの考えを示したため、
米中貿易摩擦解消への期待は後退し、ドルは109円42銭まで軟化しました。
ただし、引けにかけてはドルのショートカバーが優勢となり、
昨日と同様の109円60銭水準でNYを引けています。
テクニカルでは、相場がボリンジャーバンドの中に納まり、
バンド自体も横ばいとなってきており、相場に方向性と勢いを感じられません。
本日も新たな材料が出てこない限り109円台で方向感のない動きが続きそうです。
※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンド、RSIを表示しています。
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