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テクニカルで検証する昨日の相場

2016/10/24のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2016/10/24)(PDF)

●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、東京から欧州の時間にかけて
103円台後半での動きに終始しました。
手がかり材料がなく値幅は30銭に満たない動きとなっていました。
テクニカルで見ても、MACDがゼロ近辺でシグナルと交錯しており
方向感のない動きであったことが確認できます。

NY時間に入ると、セントルイス連銀のブラード総裁が講演で
「低金利が普通の状態が今後2、3年は続くとする一方、
一度の利上げは必要となるだろう」と指摘したことを受け
米債利回りは上昇基調が強まり、ドルは104円32銭まで上昇しました。

この流れで、ボリンジャーバンドを上抜けていますが
明確なバンドウォークには繋がらず、
ドルの上値の重いことが示唆されています。

12月FOMCでの追加利上げが市場で織り込まれてきているものの、
米景気の拡大ペースの弱さもあり、強いドル買いの動きは見られません。
104台後半が既に重い状態が続いており、本日東京市場でも
104円台半ばでは上値が抑えられる展開が予想されます。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

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