2016/10/6のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2016/10/3)(PDF)
●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、東京時間では本日の米雇用統計を控え
手控えムードが強く103円半ばでの小動きとなりました。
海外時間に入ると、ドルはじりじりと値を上げる動きとなり、
米新規失業保険申請件数が24.9万件と市場予想を大きく下回り、
4月第3週以来の低水準となると、これを受けて米債利回りが上昇、
ドル/円もボリンジャーバンドを上抜けて上昇し、
バンドウォークを伴って104円16銭をつけました。
ただし、上値のめどである9月2日の104円30銭水準を抜けることが出来ず、
NYの引けにかけて反落し103円台に押し戻されています。
本日の米雇用統計の結果次第といえますが、この104円30銭水準を
抜け切ることが出来ないと、ダブルトップ形成の可能性が高くなり、
再び100円~104円でのレンジ相場が続くこととなりそうです。
逆に、この水準をクリアーに上抜けることが出来れば7月29日の高値である
105円60銭水準が視野に入ってくることとなり、年末に抜けた
円高のリスクが大きく後退することとなるでしょう。
※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、RSIを表示しています。
提供: FXトレーディングシステムズ
☆ボリンジャーバンドとRSIなら、使いやすい各種チャートが充実のFXブロードネット☆
@FX編集局からのオリジナルレポートも配信中 ⇒ココから