2016/9/14のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2016/9/12)(PDF)
●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、東京時間では日銀の追加緩和への期待感から投機筋主導の円売りが
優勢となり、103円台前半へ上昇する動きとなりました。
仲値にかけては本邦輸入企業のフローも押し上げ要因となったとの指摘もあります。
しかし、テクニカルで見ると、相場の上昇にもかかわらずRSIは横ばいでダイバージェンスを
形成しており、その後のドル反落が予想される形となっています。
欧州時間では、明確な材料のないなかドルはじりじりと軟化し103円を割り込む動きとなりました。
さらにNY時間では、米債利回りの低下を背景にドル売りの動きが強まり、102円台前半まで下落しました。
来週の日銀及びFOMCの会合でどのような判断が示されるかは見極めにくく、
イベントリスクが残ったままとの見方で、今週は様子見気分が強い明確な方向感に欠ける展開が続きそうです。
※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、RSIを表示しています。
提供: FXトレーディングシステムズ
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