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テクニカルで検証する昨日の相場

2015/1/13のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。

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チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表Williams %Rを表示しています。

昨日のドル/円相場は、リスク回避ムードが強まる中、昨年12月半ば以来となる117円54銭の
安値をつける動きとなりました。
中東での地政学リスクの高まりや、インフレ低迷や世界的な景気減速懸念を背景に
米連邦準備制度理事会(FRB)による金利引き上げ先送り観測が浮上していることが、
円買い・ドル売りを促していると指摘されます。
また、足元の原油安に歯止めがかからず、ロシア・ルーブルが急落していることも
リスク要因となっています。

テクニカルで見ると、非常にクリティカルな状況が見受けられます。
昨日は終値で先行スパンの雲の中にわずかに押し込んでおり、雲が下値抵抗となるのか、
雲の中に入り込んでの動きとなるのか見極めが必要といえます(A)

遅行スパンは、先週に売り転換しているものの、現状水準を維持できれば、再びローソク足と
交錯してくる形状であり、明確な方向性を見出しにくくなっています(B)

ただし、Williams %Rは昨年12月に安値をつけたときの水準まで落ち込んでおり、短期的には
下げ止りを期待したい状況となっています(C)

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