2014/3/25のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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昨日のドル/円相場は、102円前半での小動きが続きました。
米消費者信頼感指数が2008年1月以来の高水準になったものの、
米経済指標は寒波の影響が消えれば上向くとの見方が大勢だったため、
ドルの押し上げという面では限定的な効果しかありませんでした。
また、このほかの米指標は、2月の新築一戸建て住宅販売が減少し、
1月の主要20都市圏の住宅価格動向を示すS&P/ケース・シラー指数が
予想をやや上回ったものの、いずれもドル相場への影響は限定的でした。
テクニカルで見ても膠着感が強まっていることが分かります。
0.2%乖離のエンベローブが上下ともに抵抗となっており、
通常の0.3%程度の動きと比較して相場の変動が乏しいことを
示唆しています。
また、RSIを見ても50を挟んでの動きとなっており、
方向性を見出しにくい状況と言えます。
現状では、21日の安値102円01銭と19日の高値102円69銭でレンジを
形成しており、レンジを上抜ければ103円前後を試す展開になる一方、
下抜ければ101円台前半が視野に入ってくる展開となりそうです。
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