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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/7/18のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、パラボリック(Parabolic)RSIを表示しています。

昨日のドル/円は、一貫してドルが堅調な展開となりました。
東京時間では、仲値公示を通過してからもたつく場面もあったものの、後場に入り日経平均株価が上げ幅を拡大させるとドル買い圧力が強まり、100円台を回復しました。
下落リスクとして警戒されていたバーナンキFRB議長の議会証言を無事通過したことで安心感が強まり、下値不安は後退したとの見方が広がっていました。

海外時間に入っても、ドルは底堅く推移し、ヘッジファンドを中心とした投機筋が、「21日に投開票される日本の参院選で与党が大勝し安倍政権の立場が強まり、首相の景気対策(金融緩和と大規模な財政支出)が推し進められる」との見方を背景に円売りを強め、一時100円65銭まで上昇しました。

テクニカルで見ると、パラボリックが一昨日のNY時間に買い転換して以降、昨日は一貫して買いサインを出し続けていることが確認できます。

ただし、ロンドン時間の高値からNY時間の高値まで価格は確実に上昇したものの、RSIは反落しており、ダイバージェンスが確認できます(A・A’)
これは、NY引けにかけての足踏みを先取りしたものと考えられ、本日の東京スタートでの調整的なドルの反落の可能性を示唆しているかもしれません。

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