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テクニカルで検証する昨日の相場

毎朝読みたい!本日の市況 11/20【水】

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11/20(火)NY外国為替市況
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●NYクローズ(Bid)
 ドル/円  :81.67円
 ユーロ/ドル:1.2816ドル
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20日のNY株式相場は序盤、格付け会社ムーディーズによる仏国債の格下げや、情報技術
(IT)大手ヒューレット・パッカードの赤字決算を受けて売りが先行した。また、バ
ーナンキFRB議長が「米経済は逆風に直面してきた」「財政の崖は脅威となる可能性も」
などの発言を受けさらに売りが加速し、一時前日比100ドル近く下落した。しかし、堅調
な住宅指標の結果を受けた住宅建設株が相場を下支えし、結局NYダウ平均株価は前日比
7.45ドル安の1万2788ドルで取引を終了した。

NY外国為替市場ではユーロ圏緊急財務相会合を控えて動きにくいなかではあったものの、
NY勢の参入後からの動きとしては円売りが強まった。東京タイムに日銀より金融政策の
維持が表明されたが、来月の衆院選を前にした安倍・自民党総裁による追加緩和への発
言などが依然として材料視されたようで、その傾向は海外勢を中心に根強く、NYタイム
に入ると円は一段安の展開で、ドル円・クロス円は上昇幅を広げた。なお、米10月住宅
着工件数は市場予想比で堅調な結果となったが為替相場は動意薄。そのほか、ユンケル
ユーログループ議長の「ギリシャをめぐり今夜、最終合意の可能性高い」との発言から
ユーロは買いで反応する場面はみられたが、直後に同氏が「確信はない」と述べたこと
から限定的な動きにとどまった。その後、ユーロ圏財務相会合の協議に関するヘッドラ
インは複数出てきたものの引き続き協議中とあって結果待ちの様相から動意は見られな
かった。ドル円・クロス円は上昇。円売り地合いが強まるなかでドル円はストップロス
の買いをこなしながら、81.76円まで上昇し4月20日以来の高値を記録した。
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11/21(火)東京外国為替市況
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●本日15:00レート(Bid)
ドル/円  :81.89円
ユーロ/円 :104.44円
ポンド/円 :130.16円
豪ドル/円 :84.83円
ユーロ/ドル:1.2756ドル

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21日の日経平均株価は、朝方発表の10月貿易赤字が予想を上回り一時7カ月半ぶりに1ドル
=81.97円の円安となり輸出企業の業績上振れ期待に主力輸出株中心に買いが先行したが、
衆院解散・総選挙を受け先行して買っていた海外勢の一部が売りに回って上値は重く、EU
財務相会議でギリシャ支援が合意できず失望売りに一時下げに転じたものの、引けにかけ
買い戻され、結局、前日比79円高の9222円と反発して取引を終えた。

東京外国為替市場では、ユーロが急落。現地時間早朝まで続けられていたユーロ圏財務相
会合で、ギリシャ支援実施に関する合意が再び先送りされたことが背景。ラガルドIMF専
務理事は「ユーログループはギリシャ協議で一定の進展」があったと述べたが、ユーロ圏
財務相会合は来週26日に持ち越されることになった。ユンケル・ユーログループ議長によ
ると、テクニカルな問題をクリアする必要があるという。 円安の動きのなかで楽観的な
ムードもあったマーケットにはネガティブサプライズとなり、ユーロ円が値を下げたこと
でクロス円は高値から離れ、ドル円もやや押し戻された。引き続きユーロ圏財務相会合に
対する失望感からからユーロ安の流れが続く公算が強く、ユーロ安主導で円高となる展開
が予想される。
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【本日の重要経済指標】 
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11/21(水) 〔予想〕 (前回)

米10年物インフレ連動債入札(130億ドル)※リオープン
イングランド銀行(BOE)、金融監督委員会(FPC、?22日)
南ア準備銀行(SARB)、金融政策決定理事会(-22日)
伊議会、予算案の信任投票を実施

14:00 11月日銀金融経済月報、公表
17:00 南ア10月消費者物価指数(前年比) 〔5.4%〕 (+5.5%)
17:30 メルケル独首相、予算に関して独議会で証言
17:00 リンデ・スペイン中銀総裁、議会答弁に出席
18:30 イングランド銀行金融政策委員会(MPC)議事録公表(11月7?8日開催分)
18:30 英10月財政収支 〔40億ポンドの赤字〕 (107億ポンドの赤字)
19:00 コエリョ・ポルトガル首相、議会答弁に出席
19:30 独10年債入札(40億ユーロ)
19:30 ポルトガル短期債入札(3カ月物、6カ月物、18カ月物)
20:30 ショイブレ独財務相、ガスパル・ポルトガル財務相、講演
21:00 米MBA住宅ローン申請指数 〔-〕 (+12.6%)
21:00 ラトーレ・スペイン副経済相、上院で証言
22:30 米新規失業保険申請件数 〔41.0万件〕 (43.9万件)
22:30 ウィール英MPC委員、講演
23:55 米11月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値 〔84.5〕 (84.9)
翌0:00 米10月景気先行指数 〔+0.1%〕 (+0.6%)
翌0:30 米週間原油在庫 〔+100.0万バレル〕 (+108.9万バレル)
翌1:20 レーンBOC副総裁、講演
翌2:15 フリッツSNB理事講演

※指標などの発表予定・時刻は予告なく変更になる場合がありますので、ご了承ください。
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【動画】通常時・指標発表時の為替の動き▼▼ 】
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■【動画】11/2 21:30(米) 米雇用統計-10月★★★

■10月米雇用統計の結果   〔結果〕   (予想)
【非農業部門雇用者数変化】 〔+17.1万人〕 (+12.5万人)
【失業率】         〔7.9%〕   (7.9%)
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