FX業界でもTwitterがブームか?
2006年7月、アメリカで生れたTwitterですが、今年で4年目を迎えます。様々なメディアでも取り上げられています。日本では、2008年にデジタルガレージグループが出資と日本展開の支援を行い、日本で普及したきっかけとなりました。
Twitterはご存じの通り、140字の短い文章を入力し、リアルタイムコミュニケーションを実現するプラットフォームとして存在しています。大手企業ではマーケティングツールとして、顧客からの意見を集めたり、キャンペーン情報を配信したりと活用策を模索しています。
こうしたブログやTwitterの様なサービスは情報がこれまで考えられなかったような勢いで伝播します。良い情報も悪い情報も世界中を駆け巡るため、メリットもありますがリスクも当然存在します。金融業界では馴染まないかと思われていたTwitterですが、その予想を覆し、最近いくつかのFX事業者でも試験的な導入が始まりました。
FXCMジャパンやGFTではTwitterでのアンケートやつぶやきコンテストを実施する等の取組みを始めています。金融情報ベンダーでは、Bloomberg、モーニングスターなどが経済ニュースやアナリストのつぶやきを配信し始めました。その他にも数多くの取組みが散見されますが、この流れは益々加速していきそうです。
今年初めより、鳩山現首相もTwitterを利用し始めたことにより、多くの企業の経営層にも無視できない存在となりはじめたようです。
話を戻します。
FX業界でTwitterが利用されるケースとして大きく分けると以下の様な分類ができます。
- 自社の新サービスやキャンペーン情報を配信
- レート情報を配信
- 市況情報やアナリストレポートの更新情報を配信
- アンケートの実施など顧客の意見を募集
Twitterは自社のアカウントを多くのユーザにフォローされ始めてその効力を発揮します。フォローを集めるために何が必要でしょうか?Twitterの特性を考えた際、「リアルタイム性」、「フォロワーとの距離感」、「情報の有益さ」などについて検討する必要があるでしょう。また、Twitterの利用目的を「新規口座開設」にするのか、「既存顧客へのサポート/ファン作り」にするのかによって配信内容も変わってくると思います。
これまで以上に利用者の増加が予測されているTwitter、Googleのリアルタイム検索でもTwitterのつぶやきが検索結果に表示される様になりました。新しいコミュニケーションプラットフォームとして皆さんはどの様に活用されますでしょうか?
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