2010/04/19のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の1時間平均足、ボリンジャーバンド、MACDを表示しています。 |
昨日は、東京スタート後92円前後での持ち合いが続いていました。
先週末に大きく下押しした動きに対するスピード調整といえます。
その後、欧州時間に入るとリスク回避の動きが強まり円高が進む動きとなりました。
92円をしっかりと下抜き91.60円レベルへ下落しました。
しかし、この下落でもボリンジャーバンドのロアーバンドに達することなく反転(A)。
MACDも売り転換する兆しを見せながらも、騙しに終わり反発の動きとなっています(B)。
その後、平均足も陽転する展開となり、目先の底打ちを確認しました(C)。
NY時間は一貫してサポートラインSに支えられる形でドルが値を戻す展開を続けており、92円ミドルまで値を戻しています。
【テクニカル一口解説】
1. 平均足
平均足はローソク足の修正バージョンといえます。
平均足の始値は前の足の始値と終値の中心とし、終値を現在の単位期間の四本値の平均とします。また、高値、安値はローソク足同様現在の単位期間の最高値と最安値を使います。
この修正された四本値を使ってローソク足を作ったものが平均足となります。
通常のローソク足は上昇過程においても陰線が多く現れることもあり、心理的に上昇過程にあると思いにくいときがありますが、そのようなときでも平均足を使うと陽線が続くことになりトレンドを明確にとらえることが出来ます。
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