2012/7/23のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の1時間足、フィボナッチリトレースメント、MACDを表示しています。 |
週明けの東京市場は、先週末のユーロ安を受けてリスク・オンの円買い圧力が優勢な状況でスタートしました。
目新しい材料はないものの、ユーロ/円が94円半ばまで下落するなど11年ぶりの安値水準での取引を続けたため、ドル/円もじりじりと軟化する動きとなりました。
この流れで、ドル/円は一時78円を割り込む場面もありました。
しかし、海外市場に入るとポジションの傾きからユーロ売り圧力が一服したことで、ドル/円にも買い戻しが入り値を戻す展開となりました。
ドル/円は、先週金曜日の高値78.80円から昨日の安値77.95円の61.8%戻しである78.50円水準まで戻っています。
この水準をクリアーに抜けると、全値戻しの78.80円が見えてくることになります。
MACDは昨日は一貫してドル売りを示していましたが、海外市場でドル買いに転じています。
もっとも、昨日のMACDの転換は相場に遅れてのものとなり、転換の確認にとどまる動きとなっています。
提供: FXトレーディングシステムズ
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