2011/5/19のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の1時間足、Williams%Rを表示しています。 |
昨日の東京市場でのドル/円は、81円後半で方向感のない動きが続きました。
新たな材料もなく、動きにくいマーケットとだったと言えます。
欧州市場に入ると、じりじりとドルが買われる展開となり、NY市場では米週間新規失業保険申請件数が好結果となったことで、さらにドル買いが進み82円台を回復しました。
しかし、その後はフィラデルフィア連銀製造業景気指数、中古住宅販売件数などが予想より弱い内容となったことで、ドルの売り戻しが強まりました。
テクニカルには、欧州市場からのドルの上昇局面でローソク足とWilliams%Rのダイバージェンスが確認できます(A・A’)。
その動きが示唆するように、ドルは上昇から反落に転じました。
ドルの下押しでは、一昨日からの上昇分の61.8%押しである81円ミドルまでの戻しが見られました(B)。
この水準を割り込むと全値戻しの81円割れが視野に入ってくると思われます。
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