円高・円安と経済の関係
1ドル、95円だったレートが1ドル90円になったとします。
つまり、今まで1ドルを買うのに95円必要だったわけですが、円の価値が上がったので、90円で買えるようになったのです。これが円高です。
逆に1ドル、90円だったレートが1ドル95円になった場合は、円の価値が下がったことになるので、円安となります。
貿易への影響
1ドル90円だったレートが1ドル85円の円高になったとします。
円高になると、今まで1万ドルの商品を90万円で売れていたのが、85万円で売る羽目になります。
このような理由で、輸出企業は円高になるほど経営が悪化するという事になります。
日本の産業は大半を輸出に頼っているので、円高になると景気が悪化するのです。
ちなみ、海外旅行をする際は円高の方が、安く楽しめますよ。