FXのすすめ。 〜FXとは〜
「FX」
「外国為替証拠金取引」
「Forex」
これらの言葉を聞いても、なんだかピンとこない方・・・。
初めまして。
「FXって何ですか?」
はい、日本語で言うところの「外国為替証拠金取引」です。
外国為替(外貨)を売ったり買ったりする金融商品を、「FX(外国為替証拠金取引)」と呼んでいます。
そもそも、「FX」は「Foreign eXchange」の略で、「外国為替」を意味します。海外ではForex(Foreign exchange)と呼ばれることが多いようですね。
「外国為替を売ったり?買ったり?」
はい、「FX(外国為替証拠金取引)」は日本円で米国ドルを買ったり、英国ポンドで南アフリカランドを売ったりすることができます。
むずかしいですね・・・日本円と米国ドルを例に、買い取引と売り取引について解説します。
【買い取引】
100円 で米国ドルを1万通貨買います。
円安が進んで、1ドルが110円にあがったときに米ドルを売り、決済したとしましょう。
110円(売ったときのレート)− 100円(買ったときのレート)× 10,000ドル(取引数量)= 100,000円
反対に円高が進んで90円にさがったときに 米ドルを売り、 決済したとしましょう。
90円(売ったときのレート)− 100円(買ったときのレート)× 10,000ドル(取引数量)= −100,000円
【売り取引】
100円 で米国ドルを1万通貨売ります。
90円にさがったときに米国ドルを買い、決済したとしましょう。
100円(売ったときのレート)− 90円(買ったときのレート)× 10,000ドル(取引 数量)= 100,000円
反対に110円にあがったときに米ドルを買い、 決済したとしましょう。
100円(売ったときのレート)− 110円(買ったときのレート)× 10,000ドル(取引 数量)= −100,000円
このようにFX取引では、売買各々について損益が発生します。 損益は以下のように計算することができますね。
損益 ={(売りレート)−(買いレート)}×(取引数量)
FXの魅力
FX取引自体は1998年の外為法(外国為替及び外国貿易法)の改正によってスタートしました。取引が始まって10年足らずですが、2001年ごろからインターネット取引の導入が進み、急速に拡大しました。
買った株を売るときに損益が発生する株式取引とは異なり、FX取引の場合は買いからも売りからも取引を開始することが出来ます。
また、FX取引は『差金決済』(実際の売買額は取引せず、売買によって生じた利益分や損失分のみの取引)という手法をとるため、少額の資金で大きな取引をすることも可能である点も大きな特徴です。
ーつづくー