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為替相場が動く理由

外国為替市場は24時間開かれており、世界最大の金融市場となっています。

相場は、需要と供給の関係で上下します。
つまり「買い手が多ければ上昇」「売り手が多ければ下落」ということです。
ここでは、簡単に相場を動かす変動要因についていくつか例を挙げてみます。

貿易黒字(赤字)

為替に影響を与ええる1つの要因に「貿易収支」があります。
貿易収支とは、輸出額から輸入額を差し引いた金額です。これは、輸出額が輸入額を上回ればプラスということになります。
貿易収支

金利

金利15%と1%の銀行預金があったら、誰でも15%の銀行に預金したいと思うでしょう。
これは、為替の世界でも同ことが言えます。
世界的に見て、金利の高い国にお金が集まる傾向にあるのです。

簡単に言うと、
金利が上昇している国の経済は好調なので、その国の通貨は上昇していきます。
逆に金利が下降している国は、経済状況が悪いと考えられるので、通貨は下落していくのです。

また金利の高さによって通貨が買われるということは、需要が高いということでもあり、通貨価値上昇の要因につながるのです。

各国の通貨政策

金融危機以降も、為替相場に大きな影響を与えるのは、米国通貨です。
米国企業は、歴史的に見ても世界最大の経済力を持ち、国際政治を実質的に動かしている立場にいます。
米国の通貨政策が世界の為替市場に大きな影響を与えます。
また、いったん方向が決まると比較的長期間その方向に動く傾向にあります。

日本や欧州の通貨政策も重要で、チェックしておく必要があります。
日本は輸出を主とした経済政策を取っているので、円安方向に誘導することが多いです。
欧州は、インフレを嫌う傾向にあり、インフレ抑制になるユーロ高を望むことが多いようです。

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