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毎朝読みたい!本日の市況

2011/10/24のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

昨日のドル/円は、東京時間に先週末のドル下落の反動からややドルが値を戻す展開となりました(A)
特別な要因はなく、自律的な戻りにとどまり、上値は依然重い状況が続いていました。

その後はじりじりとドルが値を下げる動きに戻りました。
介入警戒感や政府当局からの円高けん制発言に、一気に下値を試せないものの、じりじりとした動きで上値を抑えられていくという流れとなっています。
NY時間に入ると、この流れで一時76円を割り込みましたが、これも滞空時間の少ない瞬間的な動きにとどまっています。

この安値試しの中で、ローソク足を見ると安値を更新しているもののRSIは安値更新せずにダイバージェンスとなっていることが確認できます(B・B’)
ダイバージェンスは反転のサインであり、このサインに反応するようにドルはとりあえず値を戻す動きとなっています。

もっとも、76円半ばが既に重く、上値抵抗が形成されており、ボリンジャーバンドが収縮する動きを強めていることで、次の下値攻めのエネルギーを溜めている状況と考えることも出来そうです(C)

ドルの下値不安はまだまだ続きそうです。

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