昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の1時間足、ピボット(Pivot)(S2・B2およびHBOP・LBOP)、RSIを表示しています。 |
昨日は、ECBによる購入でイタリア国債が反発したことや不調が懸念されたイタリア国債の入札が順調に消化されたことなどを受けてリスク回避ムードがやや後退する展開となりました。
クロス円が上下に振られたこともあり、ドル/円は再び膠着感を強めています。
チャートを見ると、ピボットはS2やB2が抵抗として機能しており逆張りが有効だったことが分かります。
また、ほぼHBOPとLBOPの範囲内にいることから、相場がレンジ相場を続けていたことが確認できます。
RSIを見ても同様に中立水準での横ばいを続けており、方向性が出ていないことを示しています。
一部では、覆面介入を続けて下値を支えているという噂も出ている相場ですが、実際の介入が出ていないまでも警戒感が強く下攻めはしにくいため、目先この膠着した値動きが続く可能性が高いように見えます。
提供: FXトレーディングシステムズ
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