2018/11/1のドル円相場の考察
11月1日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2018/10/29)(PDF)
●デイリーレポート
11月1日のドル/円相場は、東京から欧州時間では112円後半での
方向感のない動きが続きました。
欧州中盤に113円を試す局面もありましたが、113円回復はできず
上値の重さを感じさせる動きとなっています。
NY時間に入ると、英ポンドやユーロなどに対してドルが大幅に下落し
、円に対してもドル売りが波及しました。
10月の米ISM製造業景況指数は市場予想を下回ったこともあり、
ドルは一時112円61銭まで下落しました。
トランプ米大統領が、中国の習近平国家主席と「長い時間とても良い話し合いができた。
貿易問題に重点を置いた」とツイッターに投稿したことを受け米中貿易摩擦深刻化への
警戒感は低下したことが、ドルの下値を支えたとの指摘もあります。
テクニカルで見ると、欧州時間に買い転換したMACDがNY序盤に売り転換を示しており、
ドルの上値の重さを示唆していました。
本日は、注目の米雇用統計を控えており112円台で手控えムードの強い相場が続きそうです。
※チャートはドル円の1時間足、ボリンジャーバンド、RSI、MACDを表示しています。
提供: FXブロードネット
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