2011/12/1のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、DMI(Directional Movement Index)を表示しています。 |
昨日のドル/円は、再び77円台後半での膠着相場となってしまいました。
一昨日のドル下落で拡大したボリンジャーバンドは、再び収縮しておりこう着感を高めています。
アッパーバンドにタッチする局面もありましたが、バンドの拡大は伴わず、上値抵抗として機能していることが分かります(A)。
現状は一昨日のドルの下落幅の61.8%戻しの水準で上値を止められている形となっています(B)。
もっとも、現状はサポートラインSで支えられた上昇基調を維持しており、この流れが継続し61.8%戻し水準を突破できれば、全値戻しの78.20円レベルが期待できそうです。
DMIを見ると、ADXが極めて低水準まで落ち込んでおり、相場の膠着感が確認できます(C)。
1時間足を見る限り膠着相場となっていますが、上抜けへの期待が残るものとなっており、今晩の雇用統計次第ではドルの上昇が見られるかもしれません。
提供: FXトレーディングシステムズ
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