2010/12/15のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートはドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、MACDを表示しています。 |
昨日のドル/円は、一貫して底堅い足取りとなりました。
目新しい材料がないなか、米国債金利の上昇を背景にドル売りに対する調整のドル買いが続いているという動きとなり、サポートラインSに支えられる展開となっています。
欧州時間に84円台を回復しましたが、NYのスタートでは一時上値を抑えられて、若干下押す局面もありました。
MACDも反転を示しましたが、一時的な動きにとどまり、すぐに再反転となっています(A)。
NY時間の後半では、米上院において減税措置延長法案が可決されたことから、米国債利回りが一段の上昇となり、それに伴いドルも買い進まれ、84円半ばまで上昇しています(B)。
ただし、ボリンジャーバンドのブレイクはNY午後の一時的な動きだけであり、ドル上昇局面にありながらも相場のエネルギーはまだ大きくはなっていないというムードが強い相場といえそうです。
提供: FXトレーディングシステムズ
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