2015/2/17のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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昨日のドル/円相場は、アジア時間は118円台半ばで方向感なく推移しました。
堅調な株価を背景に底堅いものの、上値をうかがう新たな材料もなく、
一方向に仕掛けにくいムードが続きました。
欧州時間に入ると、一部メディアが関係筋の話として、「ギリシャは融資合意の6か月延長を
18日に申請する方向」との報道を受けて、ギリシャ債務問題の合意期待によるリスク選好の
円売りが強まりました。
この流れで、ボリンジャーバンドを上抜けし小さなバンドウォークが発生しましたが長くは続かず
119円を回復できませんでした。
NY時間では、米連邦準備制度理事会(FRB)が公表する連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が
タカ派寄りとなるとの思惑に債券利回り上昇に伴うドル買いが強まり、119円台を回復しました。
この上昇は力強く、しっかりとしたバンドウォークを続けながらの上昇となっています。
もっとも、MACDを見ると一昨日の終わりに買い転換して以降、一貫して買いサインを続けており、
ドルの上昇を支持していたことが確認できます。
提供: FXトレーディングシステムズ
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