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4/2(水)東京外国為替市況
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東京外国為替市場円売りの流れが一服し動意に乏しい動きとなった。
ドル円は103円後半で底固い動きも、104円台突破を見込んだ動きにも持ち込めず。
後場の日経平均はやや上げ幅を縮小し1万5000円割れで大引けし、
時間外の米10年債利回りもやや上げ幅を縮小する動きとなるなかで、
ドル円は午前の103.94円を頭に伸び悩んだ。
前日、海外市場で伝わった年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が
日本株を組み込んだファンドへの投資を始めるとの一部報道は
引き続きドル円の下支えとなっている。
クロス円も、ユーロ円は143円前半、ポンド円は172円半ば、豪ドル円は95円後半で、
やや高値から離れての推移となったが底固い動き。
対ドルでも手がかりが少ないなか、小幅な上下動にとどまった。
ユーロドルは小幅ながら1.3812ドルまでレンジ上限を拡大した。
明日の欧州中央銀行(ECB)理事会では、追加緩和の決定が見送られるとの思惑が強い。
ポンドドルは昨日の予想比弱めの英製造業PMIを受けて上値が重くなっているが、
1.66ドル割れを回避し1.66ドル前半で小動きが続いている。
英3月ネーションワイド住宅価格(前月比)は市場予想を下回る+0.4%となったが
反応は見られなかった。
また、豪ドル/ドルは0.92ドル前半で動意が鈍かったほか、
午前にやや軟調推移となったNZドル/ドルは0.8587ドルを足もとの安値に
0.86ドル前後に水準を持ち直した。
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