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2/12(水)東京外国為替市況
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東京外国為替市場は動意の鈍い展開。
昨日のイエレンFRB議長の議会証言を波乱なく通過したことで、市場の関心が週後半の欧米経済指標へ移り、
市場はやや材料不足の状態に。
各通貨とも限られたレンジでの推移が続いた。
ドル円は102円半ば、ユーロ円は139円後半、ポンド円は168円半ば、加ドル円は93円前半でもち合った。
また、黒田日銀総裁が「量的・質的緩和、これまで十分効果を発揮している」、
「リスク顕在化ならためらいなく政策を調整」と述べたが、市場への影響は限定的だった。
一方で、午前中に市場予想を上回る中国の貿易黒字を受けて強含んだ、オセアニア通貨の上昇は小休止。
豪ドル/ドルは0.9067ドル、NZドル/ドルは0.8353ドルをそれぞれ頭に、買いの勢いが一服した。
とはいえ、足もとオセアニア通貨に有利な指標結果が続くなかで、下押しはほとんど見られず。
高値圏で底堅い推移を続けた。
オセアニア通貨は対円でもしっかり。
豪ドル円は92円後半、NZドル円は85円半ばで推移した。
ユーロドルも小動き。
豪ドル/ドルが伸び悩んだ局面で、1.3626ドルまでレンジ下限を広げたが、材料難から追随売りも見られず。
下げ一巡後は、それまでのもち合いレベルである1.36ドル半ばへ戻した。
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